ネオペッツVRセンター、二次診察レポート♪パート2
でお伝えした続き。
さて、二時間の間ご飯を食べたり、本屋に行ったり、ゴーストライターの記者会見を見たり、していると声がかかりました。
部屋に行きお話しを聞きました。
すると・・・。
↑これは頭の中の写真。
左側の写真に異常があります
わかりませんよね・・・?
↑編集後の右側頭の筋肉が左の筋肉に比べて倍ぐらい萎縮しています。
筋肉が萎縮して右側の頭もへこんだ状態になっています。
これが開口出来ない原因
↑比べてみても全然わかりません。。。
触ってもなんとなく・・・。
ちなみに病名はやはり咀嚼筋炎でした。
詳しくは、側頭萎縮筋炎(側頭咀嚼筋炎)・・・みたいな病名。(調べてもあまり出ません)
咀嚼筋炎・・・頭部、特に咀嚼に関与する筋肉(顎二腹筋、側頭筋、咬筋)に限局して発生する炎症性筋疾患。そのために開口障害、摂食不良など呈します。どの犬種にも発生するが、ジャーマンシェパード、レトリーバー種やその他の大型犬で発症することが多いと考えられている。
↑なぜ口が開かないか・・・単純にいうと①の筋肉を動かしその次に②の筋肉が動く、そして③に行き口が動くというわけです。
この犬は②③が正常でも土台の①の筋肉が萎縮して正常ではない為、②も③も歯車が狂う・・・というわけです。
完全に②のアゴ付近の異常だと思って見ていたのですが、正常な為なんにも原因が掴めなかった・・・とも言えます。
何らかの原因で筋肉が萎縮するので特にこれっ・・・という原因はありません。
いちよう咀嚼筋炎の疑いで血液を採り、検査しましたが陽性は出なかった。
二次診察でも精密な血液検査をしましたが正常でした。
なんで・・・?わかりませーーん。
じゃーこれからどーするの??
①後日、またネオペッツVRセンターへ行き、麻酔をかけて頭をパックリ開け、萎縮している筋肉の細胞をとる。そしてどこが原因で咀嚼筋炎になったかを調べ、その原因(多発性筋炎や甲状腺機能低下症、重症筋無力症など・・・この辺りはもうよく分かりません)にあわせてステロイドの薬(一生)などの治療に入るをあげる。(ステロイドはやっかいな副作用があるためリスクもある。これから一生与える為、ほぼ確実に副作用がでる)
②細胞をとる手術をパスしてステロイドの薬を一生あげる。と言われました。
あちらを立てればこちらが立たぬ・・・非常に悩む。
ステロイド副作用
(短期間)
- 食欲が増す
- 水をよく飲む
- おしっこの量が増える
(短期間・投与量や個体差による症状)
- 胃腸障害(嘔吐、下痢)
- 感染症(傷が化膿しやすいなど)
(長期間・症状がでればステロイドの減量や休止を検討)
- 肥満
- 筋肉の低下
- 皮膚が薄くなる
- 胃・十二指腸潰瘍
- 肝障害
- 副腎の機能低下(医原性クッシング症候群)
- 糖尿病 (糖尿病の原因のすべてがステロイドではない)
(急に投薬を休止した場合)
- アジソン病(最悪の場合、命を落とします。これを防ぐために、ステロイドを中止するときは徐々に投与量を減らしていく必要がある)
ステロイドは悪い薬ではありません。いわゆる悪くなったら与えて、良くなったら止める、さじ加減で副作用が少なくなります。
しかし、この愛犬は一生なので検討しているわけです。
でほっておくと現状維持か悪化するかのどちらかと・・・。
現状は大きいボールが咥えにくそうにするだけで特に生活に支障はない。悪化すると食事がとりにくい、またはとれないで栄養不足。
皆さんならどうします??
この愛犬は生活に支障がないので、とりあえず様子を見て、開口がだんだん悪化してきたら薬をを頼る方法をとります。
↑頭を開けて細胞をとる・・・も考えましたが愛犬の手術。。。もして今年で麻酔・・・なんと3回。
こんなん見るともうやですよね。。。
なので獣医さんは
①後日、またネオペッツVRセンターへ行き、麻酔をかけて頭をパックリ開け、萎縮している筋肉の細胞をとる。そしてどこが原因で咀嚼筋炎になったかを調べ、その原因にあわせてステロイドの薬(一生)などの治療に入るをあげる。
を勧めてましたが、それはひとまず置いて悪化したらステロイドをあげる・・・を選びました。
これが正しいのか分かりませんがしばらくこれでいきます。。。
・・・しかしこのあと口が開かないとは別に違う病気が見つかった・・・。
続きはパート3で。
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我が家にミニピン10歳の♂
5年ぐらい前からだんだん顔の収縮が酷くなり、
1年前に咀嚼筋炎かも??と言われ検査すると
咀嚼筋炎でした。ここ何日か前までは、あまり生活に支障は無いようだったんですが、この頃水を飲むがボトボト垂れて大変酷くなって来てるようで、
やはり、最後はステロイド治療しかないんですね。
コメントありがとうございます。
町医者(動物病院)で5年勤めて1件あるかないかの稀な病気らしいです。
調べてもあまりヒットせず、場所によりますが獣医に聞いても「ん~」っと言われたり・・・。
治療も中々どれがいいか難しいものですが、愛犬にあった最善の治療法を見つけてください。