犬の発情期
オスの発情期
大体生後8ヶ月前後(2~3ヶ月はブレる)に現れます。(人間で中学生ぐらい)
オシッコをする時足を上げる、回数が増える(マーキング)、地面の匂いに執着して呼んでも中々来なくなった
足を上げてオシッコをしても逆にマーキング行動が少ないわんちゃんは淡白でメスの反応も鈍い。
その反面交配させたい場合、淡白なので苦労する。
これが現れると同時に今まで無邪気に誰にでも寄って行ったのに様子を伺うようなったり、警戒心が出てきて吠えだしたりと自我が出てきます。
オシッコをする時足を上げ出したら思春期に入ったと感じてください。
この辺りから今まで問題が無かったのに少しずつ問題が出てきます。
(前まで大人しかったのに最近吠え出したなど)
そしてマーキングが多くなった辺りからメスの発情(フェロモン)に対して反応を示すようになります。(マウンテングなど)
これでほぼ成犬になってと言え、これで発情中のメスがいれば常に(いつでも)発情期になります
これを軽減させたければ、去勢も視野にいれる(かなり個体差がある、若いうちにすると変わったか、変わってないか比べるものが無いので何とも言えない、するのではなく視野にいれる)
若いうちにトレーニングをする意味はここにある訳です。
大体生後8ヶ月前後(2~3ヶ月はブレる)に現れます。(人間で中学生ぐらい)
メスの場合は分かりやすく発情(生理)が来ます
その後6ヶ月周期で発情が来ます。
ざっくり書くと
①回目:生後8ヶ月で発情
↓6ヵ月後
②回目:1歳2ヶ月で発情
↓6ヵ月後
③回目:1歳8ヶ月で発情
↓6ヵ月後
④回目:2歳2ヶ月で発情・・・・・・・・・と続きます。
犬によっては年に1回というわんちゃんもいます。
室内犬はたまに出血が無いわんちゃんもいます。
なぜか・・・
体質の場合もありますが
紫外線を受けるのが極端に少ない、肥満、外に連れ出していないので刺激(引き金)がないなどなど。
体調を極端に崩した、日光浴不足、運動不足、ストレス、栄養が足りないなどで1ヶ月~2ヶ月ぐらい遅れる場合があります。
他にももちろん原因はあるかもしれませんが・・・。
1ヶ月~2ヶ月ぐらい早くなる場合は多数飼いなどで他の犬の発情で釣られる。
多数飼いの場合はお互い釣られて不思議と大体同じぐらいの時期になります。
春は発情が多い、秋は発情が多い・・・とかたまにいいますが、発情にシーズンはありません。
あるとすれば、先ほども書きましたほかの犬に釣られる・・・です。
釣られてこの季節は多い・・・と勘違いするわけです。
まず一番はおしっこの回数が極端に増える(オスのマーキングぐらい)、地面の匂いをしつこく嗅ぐ、言う事が聞きにくい
毛質の艶が出る(綺麗)、トイレをよく失敗するようになった、どこでもオシッコをするようになった
これがよく見るようになると1週間前後で発情がくると考えてください。
平均では2週間(個体によって変わる)ですが、犬のサイズによって変わる場合があります。
小型犬2週間ぐらい
中型~大型3週間ぐらいです。
しかし、これは犬によってかなりムラがあります。1ヶ月ぐらいのわんちゃんもいますし・・・。
発情期は3つの段階に分かれています
↑局部の腫れ
発情前期(第①段階)
6日~9日ぐらいまで発情前期が続く(個体によって変動する)
陰部が倍ぐらいに腫れ上がり、出血が多く、色も赤黒い
オスは反応しますがメスは怒ったりして嫌がります。
発情期(第②段階)この時期以外は交配することはありません
7日~10日ぐらいで発情期がきて、大体3,4日続く(個体によって変動する)陰部も腫れ、出血が少し止まる、色も紅色に近い、飼い主さんに甘える
この時が交配の時期になります。
オスは発情前期より反応がより強く見られ、メスは嫌がらず逆に寄っていき、尻尾横にアゲ、お尻を突き上げます。
この時、何もしらない飼い主さんは出血が無くなり「発情が終わった」と勘違いする飼い主さんがいますが、終わりではありません。
一番危ない時期なので気をつけてください。
この時、交配させたくなければ必ずオスには近づけず、散歩も控えるか、時間をずらす、留守中は必ず家でお留守番させる。
発情後期(第③段階)
10日~20日(個体によって変動する)ぐらいで発情後期がきて、4,5日続き、そして終わる
陰部も徐々に小さくなってくる、出血も薄赤色
おしっこの回数も徐々に減って元通りになり、オス犬も反応が悪くなりオス犬を嫌がります
ここまでくれば数日で発情は終わりです。
しかし、出血、陰部が元通りのなってもしばらくはオス犬は反応して(交配することはない)、喧嘩の原因にもなるのでしばらくは注意を。
分かりやすく2週間で例えると
庭などで飼っていると匂いに引きつられ、よそのオス犬が逃走を図って庭に進入・・・って事がよくあります。
オスはこの時、理性を失っているので口から血が出ようがフェンスなど噛みます。
手から血が出ようが穴を掘って進入します。
足を怪我しようが壁をよじ登ります。
そんな事ある??って疑うぐらい・・・。
交配から10日間までに病院に行って飲み薬か注射をを打ってもらってください。
そして注射の場合、打って2~3日後にまた注射を打てば問題ありません(計2回打つ)
しかし、あくまでも初期の段階での対応なので時間が過ぎる子宮ごと摘出・・・ってなるかもしれません
(受精してれば、交配から20日位でつわりが来る)
知らず知らずのうちに妊娠していた・・・ってなったら大変です。
最後に・・・
メスの発情をしっかり理解して(一般の方の意見は信憑性が低く、犬によって異なるので必ず専門家に聞いてください)
必ず発情期は出血がなくなるまで目を離す時はお家で管理して庭で遊ばせたり散歩の時必ず監視しましょう。
メスの場合は必ず記録をつける
メスの場合は、必ず発情(生理)はいつきたか・・・などカレンダーやメモ帳などで記録してください。
もし極端に早かったり、極端に遅かったりすると発情とは違い、ただの病気(子宮蓄膿症など)かも知れません。
まったく別の病気で外科手術する場合、発情が終わって2ヶ月間は手術をすると出血が多くリスクが高くなります。
こんな時の為に必ずメモを取りちゃんと6ヶ月前後の周期できているか確認してください。
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