蜂(ハチ)や蛇(ヘビ)に噛まれたら?
蜂(ハチ)や蛇(ヘビ)に噛まれたら?
春から秋(特に夏)にかけて出現する蜂や蛇。
人間にも牙を剥き恐ろしい。
しかし人間は「噛まれたー」と言えますが、犬は言えない。。。
そこで・・・
愛犬がもし刺されたり、噛まれたりした時の対処法をお伝えします。
種類にもよりますが、ミツバチの場合などは少し腫れる程度であまり問題ありません。
しかし、厄介なのがスズメバチなど
↑これの犬はおそらくスズメバチに刺されました。
愛犬の災難←過去の記事
もともとハエやバッタなどによくちょっかいを出していました。
多分、この時もスズメバチにちょっかいを出して反撃を食らったのでしょう。
この時は「やたら街中でハチをよく見るな~」っと思ってた矢先、全く見ていない所でキャンと泣く事もなく刺されました。
ここは皮膚が厚いので泣かなかったと思われます。
とにかく徐々に腫れてくるのでまずは針があったら、ピンセットなどで針を抜きましょう。
そして氷水などで冷やすのもあり。
目や口などの粘膜は厄介なので病院へすぐに行く。
見ての通りプクッと膨れ高さ2cm幅4cmぐらいで山のようになっています。
腫れてるのは化膿したているからです。
早速、病気に行き注射器で膿を抜いてもらいました。
抗生物質もあげますが、広く浅く効くのでピンポイントでは効果が低いです。
そして一番厄介なのが、人間にもあるアナフィラキシーショックです。
抗原が侵入して30分以内(ほぼ数分)に起こる反応。
ショックと呼ばれる大変危険な状態を示します。
肝臓や腸で血管から血液が漏れ出て、急激に血圧が下がり、興奮が見られ、よだれを出し、嘔吐、脱糞、放尿と続きます。ここで対処が遅れると虚脱、呼吸の低下、痙攣、昏睡へ進行し、死亡する可能性もあります。
抗原が侵入して30分後~2,3時間以内と少し遅れて出る反応
↑顔面に出た場合はパンパンに腫れて一時的に顔が変わってしまいます。皮膚全体に広がることもあり、あまり生命に関わることはない。
でもすぐに病院に行ってね
ワクチン、狂犬病注射などで、これはよく聞きますね。
ワクチン、狂犬病注射、接種後は一時間ぐらいよく見ておいて下さい
↑フロイデ君は狂犬病注射にアレルギーがあります。
この場合、病院から証明書を貰って役所に申請するとその年の狂犬病の予防接種は免除となります。
狂犬病の場合は打たなくても感染性がすくないので安心してください。
しかし、ワクチンの場合は違います
ワクチンの場合どうしたらいいの??
- ワクチンでアレルギーが出る場合は、初めにショック止めを打ち、そしてワクチンを打つ
- 別メーカーを打つ、どれに反応しているのか分かるのであれば反応を起こしている成分がないものだけ打つ
- アレルギーと感染を天秤にかけてアレルギーのほうがリスクが高いと判断したらワクチンを断念する(ドッグランやドッグカフェなどは入れなくなるかも知れません)
人それぞれ考え方が違うのでそこは獣医さんとご相談を。。。
↑さて、話は戻り、この犬はロシアンルーレットと同じでたまたま出なかった。
しかし刺される回数が多ければ多いほど確率は上がります。
一回目は防御システム(抗体)がないので確率は低い。しかし二回目は防御システム(抗体)ができてしまった為、いっせいに外部からの攻撃を抗体が反撃。その時に抗体反応が大きくなりすぎ、アレルギーを起こす。
ある田舎に住むお客さんが「スズメバチに何回も刺されたことがある、でも何も無かった」・・・と。犬も人もかなり個人差があるかもしれません。(ただの田舎伝説かもしれません・・・。)
なるべく春~秋(特に夏)雨が降った翌日の快晴は気をつけて、見通しの悪い草木などは避けましょう。
↑この中にたんまりハチがいる場合があります
↑今は枯れていますがツタみたいなのが、暖かくなると元気になり、スズメバチがよく多発します。
ヘビは基本シャイなので相手をしなければ何もしません。(田舎のおじさん情報)
しかしヘビは湿気が多く、涼しい石の裏や草の中にいて、非常に分かりにくい。
↑例でいえば、こんな所などにいる場合があります。
知らず知らずのうちに歩いてしまったり、ボールがここに入り、ガサガサしたり、犬が首を突っ込んだりするとヘビがビックリして噛んでくる・・・という訳です。
勿論、種類によっては毒がないなどありますが、マムシなどは恐いですよね。。。
人間ほど危険ではないみたいですが、犬の場合は重症になるかもしれません。
どんなヘビ?なんていわれても分かりませんよね??
どんなヘビにも噛まれてしまったら、病院にいってください。(亡くなる確率はかなり低いらしいのですが絶対ではありません)
そしてハチとは違い毒が強ければしばらく通院が必要になるかもしれませんので、数日は必ず観察しすぐに病院にいけるように構えておいて下さい。
この時に病院の選び方←(過去の記事)が重要になります。病院の質よりも近場が有利になります。
とにかく触らず(人間に毒が移るかもしれない)、分かるのであればヘビの種類、特徴を覚え、病院にいく
毒により腫れてきたり痛みが出てきたり、下痢、嘔吐、熱、痙攣、傷口が溶けてしまうなどの症状が出る場合があります
大体がパンパンに腫れるみたいですが・・・。
例)笑ってしまうかもしれませんが・・・全然ラッキーじゃないね。。。
↓「参考になった、楽しかった」という方は
クリックしていただけると嬉しいです
にほんブログ村
ペット(犬) ブログランキングへ