⑤犬の本能とは?【パワフルなミニチュアシュナウザー】
本能むき出し
最近はしっかり意識付けしておけば吠えることも少なくはなりましたが、こちらが油断するとすかさず吠えて立ち向かっていきます。
またそれも良く人を見てるのでこちらが時計を見たり、違う所に意識がいってるとその隙を見逃さず行くので要領がよく、とてもずる賢い言いえますね。
またパンちゃんの扱いにくい要因として本能的に吠えてしまっている部分があります。
本来なら音がした場所に目が行ってそこで確認してから吠えますが、テリアやパンちゃんみたいな子は音がする場所を見ずに吠えたりするので“体が勝手に反応している”のが本能です。
人で例えるならボールが急に飛んで来たら
- 手でかばう
- 避ける
- 叩く
- 目を閉じる
など当たり前の事をします。
これと同じでパンちゃんも当たり前のように吠えてしまうのですね。
だからテリアは飼いにくいとも言われています。
ではどうすよいか。
先ほども例えたようにボールが飛んで来たら本能的に避けたり、叩いたり、手でガードしたりします。
ではボールが飛んでくると分かっていればどうですか?
ボールが飛んでくると分かっていれば
- その場所に近づかない
- 避ける準備をする
- ボールが飛んでくるまで離れてみておく
- 初めからガードしておく
などの対策が出来てある程度防げますね。
パンちゃんのように本能的に吠えてしまう子は事前に周りを把握しておくことが最もな予防になります。
- 前から後ろから人車バイクが来るので座らせる
- 曲がり角から人がくるかもしれないので、曲がり角から離れる
- あの家から犬が吠えるので避ける
などの予測予防
イレギュラーには対応が遅れたりして吠えたりもしますが、日ごろから意識付けしておけば意外と吠えないシーンもいくつかあります。
音に対して臆病
大きなバスなどのエンジン音には腰が引ける部分もあり、意外と奥手(神経質)なこともあります。
しかし、高い音に対しては興奮したりするのでこの原因は小動物(ねずみ)を狩ろうとする本能です。
小動物(ねずみ)の鳴き声は高い音で鳴くことが多く、それを狩る仕事をする目的としてつくられています。
今はあまり活用しないでしょうが、鳴き声がするとそれを狩ろうとしてテンションが上がり、ガぶって噛むと相手が鳴いてその高い音で更にテンションが上がって始末します。
だから高い音の
『自転車、バイク、子供、小動物』
などに本能的にテンションが上がり、狩ろうとするので音に対して神経質(聞き耳)に反応するわけですね。
そして最悪『ガブっ』てなことになってしまいます。
でも本人からすれば仕事をしてきた血が騒いでるだけで悪気はありません。
だから噛んだ後に申し訳なさそうにするわけですね。
音に対して敏感(神経質)なのは狩ろうとする本能です。
人で例えると『鈴が鳴ったらバットを持った人が現れる』って刷り込まれてたら
鈴や鈴に似た音に対して神経質や敏感になったり、臆病になったり、攻撃的になったりしません?
それと同じように高い音に対して神経質に反応してしまってるんですね。
それでも賢いんです
かといって諦めるわけでもなく、全くできなわけでもありません。
普段からメリハリをつけて生態や性格を理解してればよくなっていきます。
鈴が鳴っても『バットを持った人が現れない』と理解すればかなり軽減できますからね。
あとは運動やストレス発散。
運動したり、他の事じゃれたりすることによってはけ口がそっちに回り吠えの軽減にもなるので、トレーニングも大事ですがそっちの方も大事になってきます。
小型犬といっても運動が必要で、犬が走り回れる環境じゃなくても今は愛犬を迎え入れる方も少なくありません。
家で走り回れなくてもしっかり外で運動できるように努めるのも大事です。
さて、今回はどんな1日になったでしょうか?
全部踏まえて参考までに見てみましょう。